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はらぺこファーム
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2014年02月02日

福島の浪江町仮設住宅へ餅つきに行ってきました!

去年からはじまった、福島県の本宮市にある浪江町仮設住宅へ
庄内協同ファーム
のオジサマたちと一緒にたくさんのお餅を持参して、
餅つきのイベントに今年も参加してきました!
こちらは、協同ファームを出発する朝。
女子一人ですが、こんな状況にもだいぶ慣れてきました(笑)
福島の浪江町仮設住宅へ餅つきに行ってきました!

福島では、Iコープふくしまという生協の理事の皆さんと
放射能への様々な取り組みや今の現状、心理的な問題、
庄内海水浴ツアーへ来ていただいた組合員さんたちの反応などを教えていただきました。
福島の浪江町仮設住宅へ餅つきに行ってきました!

印象的だったのは、生協で初めて被爆量を測定する
ホールボディカウンターという超高額な機械を導入したことで、組合員さんが気軽に被爆量を測定しに来て、
たくさんの人が安心して生活できるようになったという事実です。「測って安心、測って対処」不安を不安のままにしておかず、測ることで安心できたり、次の一手が打てるように生協独自に健康手帳を作成して子供たちが大人になるときに役に立つようにという息の長い視点で、取り組まれていました。
Iコープふくしまに野菜を出荷している森農園さんも、
震災当時は、農業はもう無理だと絶望していたが、
Iコープふくしまに声をかけてもらい、希望を取り戻し
今は、息子さんが後継者として頑張っていると話してくれました。
福島の浪江町仮設住宅へ餅つきに行ってきました!

昨年夏に庄内浜に海水浴に来てくれたIコープ組合員の親子の皆さんは、やっと安心して砂を触らせることができました!と心から喜んでいらして、そんな当たり前のことさえできなくさせた事故の重さを考えさせられ、張り詰めているお母さんたちのストレスを少しでも軽くするお手伝いをしていくことが子供たちの元気にも繋がっていくのだと教えられました。
福島の浪江町仮設住宅へ餅つきに行ってきました!

福島が被災したことは、不幸で許されることではないですがそういった絶望的な状況の中で生協の理事さん(みんな子供を持つお母さん方)が、泣きながら子供を守るにはどうすればいいのか連日議論し、行動を起こし、地域の農家を支え、みんなの不安を一つ一つ安心に変えて、地域と繋がっていく姿は地方自治の理想であり、自分たちの地域を生活を命を自分たちで考え社会を作っていくこれからの日本の進むべき道を示していると強く感じました。

金とモノに頼らない幸福とは何なのか。
日本人はもう一度立ち止まって考えるべき時に来ているのだと思いました。

たまにまじめなことを考えてしまいました。

翌日のお餅つきにつづく。


Posted by はらぺこファーム at 16:16│Comments(0)
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